2023/10/02(月)
特定空き家とは?
皆様こんにちは!
買取ハウスの護摩堂(ゴマドウ)です!
皆様お元気ですか?
もう10月ですよ!
今年もあと3ヶ月、年を取ると、時が早く過ぎ去っていくように感じますね。
さて、本日は特定空き家について話をします。
特定といっているので目をつけられている?というとしっくりくるかもしれませんね。
日本各地に空き家は存在していますが、空き家といっても2パターンあります。
①しっかり管理が行き届いており、一軒家として成り立つ空き家。
②全く管理がなされておらず、周辺住民や、景観に影響を及ぼしかねない空き家。
そういう家がある場合、市民や周辺住民から市町村役場に情報提供があり、必要に応じて調査が行われます。
空き家の状態をみて、必要に応じて特定空き家と特定される場合があります。
簡単に言うと、管理状態が著しく悪い状態の家を市町村が特定空き家として制定します。
では実際にどの様な物件が特定空き家として制定されてしまうのか、どの様な管理を行う事が必要なのかを一緒に見ていきましょう。
空き家を相続された際にお役に立てる情報があるかもしれませんよ!
まず、空き家が特定空き家になるまでの流れをご説明しますね。
1.調査
富山市民の方からの情報提供によりまず物件把握を富山市で行います。必要に応じて立ち入り調査を行う場合もあるようです。適切な管理が行われていないと断定した場合、所有者情報も含め詳しい調査を行います。
2.助言及び指導
所有者を特定し、管理方法に対して助言と指導を富山市より行います。
3.勧告
富山市からの指導後、適切な管理がいまだ行われておらず、周辺住民に悪影響を及ぼす状態と判断した場合、
富山市より所有者に対して勧告を行います。
4.命令
所有者が勧告に応じず、状態改善がなされない場合は、期限を決めたうえで必要な措置を行うよう富山市から命令をします。
5.公表
勧告、命令を行ったにもかかわらず、所有者が従わない場合は、所有者の個人情報、特定空き家の所在地、そして命令の内容を公表することが可能になります。
6.代執行
所有者が命令に従わず、なおかつ命令に従うという確認が取れない場合、そして放置することにより悪影響を及ぼすと認められた際は行政代執行法のもと、富山市が措置を行います。その費用は所有者に請求することが出来ます。
いろいろと難しい内容ではありますが、放置するといいことはない!ということが分かっていただければ
ありがたいです。
しっかりとした管理を行わないことで周辺に迷惑をかけるだけでなく、所有者自身の首を絞めてしまう結果に
なりかねないのです。
空き家を相続された際はまずは自分で管理がしっかりできるのか、管理をして物件を残していきたいのかをしっかり考える必要があります。
もしそれが難しいと判断した場合は、ぜひ!私たちにご相談ください。
その大切なお家を大切に使用してくださる方へお渡しするまでをサポート致します。
売却は不安なことが多く、なかなか一歩を踏み出すのも簡単なことではないですよね。
そんなときは1人で悩まれずにまずは私たちにご相談ください!査定を含め色々なご提案が可能です。
護摩堂(ゴマドウ)